くらすかたち あたらしいと、なつかしいがつながる暮らし

北欧に学ぶ暮らすかたち
2020.03.20

気軽に草花を飾ってみる「おうちでお花見。小さなガラス花瓶に桜を生けるコツ」

伝え手 クボジュン

さくらとスクルーフ

東京では先週桜の開花宣言がされ、関東では3月後半に桜の見頃を迎えるそうです。天気のいい日に外で桜を見ながらお散歩もいいですが、家の中でも春の訪れを感じたいなと思い桜を生けて飾ってみました。

手持ちの花瓶がどれも小さめのものなので、丈の長い枝ものを生けるのは難しそうだななんて思いつつ試行錯誤しながら生けてみたのでご紹介します。

スクルーフROは口が広く洗いやすい

生ける前に花瓶の下準備。
今回使った花瓶はSKRUFのROベース。幅10cm高さ10cmくらいのガラスのフラワーベースです。

生けてからの水質を保ち桜が長持ちするように、花瓶をしっかり洗います。ROベースは口が広くて底が浅いからとっても洗いやすく花瓶の中を清潔に保ちやすいのが嬉しいポイント。きれいになったら準備完了!

花瓶に合わせて長さを調整します

長さを揃えて切り詰めます

まずは枝のカットから。
太い枝から、大まかに同じくらいの長さに切り分けていきます。それから花瓶にさしてみたり添えてみたりして「どういうふうに生けようかなあ」「この枝どっち向けようかなあ」なんて出来上がりをイメージしながらどれくらいカットするのかを決めていきます。

今回は準備した桜が少し長めだったので、花瓶のサイズに合わせて全体的に短めにカットしました。ある程度カットできたらいよいよ花瓶に生けていきます。

放射線状にいけていきます

何も考えずにそのまま生けてみると、ROベースの底が浅く花瓶の中の空間が広いので枝が倒れて広がってしまいました・・・。難しい・・・。

花瓶の内側に当たるようにカットします

どうしようかななんて考えながら、斜めにカットした枝の切断面を花瓶の壁に引っ掛けるようにいろいろな角度から放射線状に挿してみると・・・

できあがり

キュッと枝が支え合って広がることなくきれいに生けることができました!
枝が少ないとまた広がってしまったので、多めの枝を準備したほうが支えが増えてうまくまとまりますよ。

小さな花瓶は長い枝ものを生けるには向いてないかなと思いましたが、コツを掴んでうまく生けられればコンパクトで飾りやすいサイズ感ですし、お部屋の雰囲気をちょっと変えたいときにはこれくらいの花瓶がぴったりですね。

お家にいる時間が多い今日このごろ、今年はお家の中で自分の生けた桜でお花見なんていかかですか?

 

記事で紹介した商品『SKRUF フラワーベース』は下記の店舗で取り扱っています。