合言葉は「気楽に適当に」グニラさんに学ぶ花のある暮らし – 実践編
グニラさんに教えてもらった自由に飾るをいざ実践!
前回の記事では「北欧に学ぶくらすかたち」の取材でお世話になっているスウェーデン出身のグニラさんから、気軽に草花を飾るために必要なことを学びました。
いざ実践。
いつも「私にはまだ早い」と遠目にみていた花屋ですが、グニラさんからの「気楽にね」という魔法の言葉を胸に、さっそくいつもの買い物ついでにホームセンターの花売り場コーナーに立ち寄ってみました。
今日の気分と感覚に身を任せて、好きな花を好きなだけ選んでみます。
ミニチュアローズ カーネーション トルコキキョウ ガーベラ ライスフラワー リューココリーネ ナツシロギク ブリバグリーン ポリシャス ユーカリ |
初夏らしい青々としたグリーンに惹かれ「ブリバグリーン」や「ポリシャス」も、フレッシュなカラーの花たちと合わせて購入しました。
お花を抱えて自宅に向かうことがとっても新鮮でワクワクしますね。
花瓶選び…夏らしいガラスの花瓶をチョイス
自宅に着きさっそく実践、まずは花瓶選びです。
今回チョイスした花器たちは
①Holmegaard(ホルムガード) フローラベース 24cm ミディアム スモーク ②SKRUF(スクルーフ) PONNY ベース クリア ③SKRUF(スクルーフ) TOKYO ベース クリア ④marimekkko(マリメッコ) フラワーベース クリア ⑤Holmegaard(ホルムガード) フローラベース 12cm ミディアム クリア ⑥Holmegaard(ホルムガード) フローラベース 12cm ショート スモーク ⑦Holmegaard(ホルムガード) フローラベース 12cm ロング ブルー |
先日グニラさんから学んだことを参考に、今回はくらすかたちでも取り扱っている大小さまざまな夏らしいガラスの花瓶を揃えました。
いざ花瓶に生けてみる…茎のカットにワンポイント
バケツや洗面器などを用意して、茎を水の中で切りましょう。
茎が太いものは切り口をカッターやハサミで十字に切ると、水上げが格段に良くなります。
買ってきた花を少しでも長くもたせるために大切なことはよく水を吸い上げること。
ほんの少しの工夫で花が長持ちしますので、ぜひ実践してみてください。
「この花器にはこの花が合うかも。」とフィーリングを大切にどんどん生けていきます。
暮らしの道具でちょっとしたアレンジをプラス…
グニラさんのお宅の個性あふれる花の飾り方に憧れて、私は自宅でいつも小物入れとして使っているカゴに花瓶ごと入れてみることにしました。
かご×花の組み合わせがなんとも春らしくてワクワクしますね。
さて、どこに飾ろうか…?
買ってきた花を7つの花瓶にそれぞれ生けました。
植物のいきいきとした表情を感じながら、自由に生けられたのではないでしょうか?
目標の ”形式にとらわれず自由に飾る” 我ながら上出来です。
それぞれの花器を、普段よく目に留まる場所を考えながら飾っていきます。
生活空間のいたる場所に花があるだけで、見慣れた自宅の雰囲気がいっきに明るくなり気分も自然と上がります。
ハードルが高いなと感じていた水替えも気持ちよくできそうな気がしてきました。
ちょっと傷んできたらひとつにまとめてまた新たな組み合わせが生まれることも、いまからとても楽しみです。
実践してみた…ポイントおさらい
・日常の買い物ついでに花を買ってみる 花屋はハードルが…という方はスーパーやホームセンターから始めてみてください。 |
・飾り方に特にルールは無いので自由に! 茎を切る際に水上げだけ意識すると花が長持ちします。 |
・花瓶は多めに用意する 花瓶との組み合わせに悩まないように多めに用意しておくと安心。 お気に入りの花瓶を数個、あとは空き瓶などを利用するのもおすすめです。 |
・日常の買い物ついでに花を買ってみる 花屋はハードルが…という方はスーパーやホームセンターから始めてみてください。 |
・飾り方に特にルールは無いので自由に! 茎を切る際に水上げだけ意識すると花が長持ちします。 |
・花瓶は多めに用意する 花瓶との組み合わせに悩まないように多めに用意しておくと安心。 お気に入りの花瓶を数個、あとは空き瓶などを利用するのもおすすめです。 |
花と暮らすことに必要なのは、肩肘を張ったルールや形式ではなく、
「花を楽しみたい」という気持ちと「自由に気楽に飾る」
この2つだけ持っていれば、いまからでも簡単に始めることができるのだなと感じました。
私のように花を飾ってみたいけど…という方も
まずはぜひスーパーの花や野草から気軽に草花がある暮らしを始めてみませんか?
気軽に草花を飾ってみる「小さなラトビアの手編みかごにミモザを活ける」
3月に入り関東では平年より温かい日が続くなど、いよいよ春の訪れが感じられます。
旧暦では3月は弥生と呼びますが、由来は草木がいよいよ生い茂る月(木草弥生い茂る月)が縮まったと言われています。そして3月は他にも花月、花見月、桜月、桃月などたくさんの呼び名があります。暖かくなり、桜や桃といった花々を愛でるこの季節を待ち望んでいたのは今も昔も変わらないようですね。
日本の春の花といえば、桜、桃、菜の花が真っ先に思いつきますが、イタリアでは「春の訪れを告げる花」といえばミモザ。3月8日の国際女性デー(International Women’s Day)は「ミモザの日」とも呼ばれ、男性が日頃の感謝を込めて女性たちへミモザの花を贈る習慣があるんですね。
また、フランスのコート・ダジュールでも毎年2月末に「ミモザ祭り」があり、街中がミモザの黄色と優しい香りに包まれるそうです。
ミモザのひとつひとつが黄色いぽんぽんのようなかわいらしい花は、まるで空から明るく照らしてくれる太陽みたいで元気になりますね。
ラトビアのかごの中にジャムの空き瓶を入れてミモザを生ければ、簡単に趣きのあるフラワーアレンジメントのできあがり。
かごいっぱいに春を摘んできた気分になりますね♪
記事で紹介した商品『PinumuPasauleの手編みカゴ』は下記の店舗で取り扱っています。
気軽に草花を飾ってみる「おうちで育てる春球根の植え付け。marimekkoの食器を植木鉢にアレンジ」
Spring is the time of plans and projects.
春は企画と計画の時期である。
ロシアの小説家レフ・トルストイの言葉です。そう、何かを始めたくなるのがこの季節。暖かくなってきたこの時期にあった言葉ですね。
私も殺風景な部屋をすこし明るくしたいなあ、と思いましたのでお花屋さんでムスカリの芽出し球根を買ってきました。
ムスカリの花言葉はいくつかありますが、よく言われるのが
「明るい未来」
これまた春にピッタリ!前向きな言葉に元気をもらえますね。
水耕栽培でも十分に育てられますが、今回は雪が解けて新しく植物が芽吹いたイメージで水苔などで使用して植え付けてみます。
材料
・お好みの芽出し球根(今回はムスカリとヒヤシンス)
・お気に入りのボウル
・水苔(ひたひたの水に浸して十分に水分を含ませます)
・土(培養土)
・軽石
まずは球根の根を優しく洗ってあげましょう。
お気に入りのボウルの中に軽石を敷きます。
今回使用したのは、マリメッコのシイルトラプータルハというシリーズの500mlボウル。シイルトラプータルハとは「市民菜園」を意味しますが、目まぐるしい都会から花や野菜の実る市民菜園への旅を描いた2009年発表の作品です。モノトーンの線中心のデザインが、植物の緑を引き立てます。
ボウルは水が抜けないので土の下に軽石を敷くことで排水性、通気性が高まり根腐れを防止します。今回は市販の木炭入りのゼオライトです。
その上に土を入れて、根が馴染むように球根を置きます。(球根を土に埋め込みすぎると根腐れを起こしてしまうので購入した時と同じ高さにしましょう)
最後に球根の周りの土を隠すように水苔を乗せ慣らして完成♪
ボウルが小さなお庭のようで、部屋に置けば一気に春めいたようになりました。
すでに花がついていれば2~3週間楽しめますよ。
普段、植物にふれることがなかった方もプチガーデニング、始めてみませんか?
グラスやガラスの器にも似合います
手軽に楽しんだ後には枯れて球根だけになりますが、そのままお庭やプランターに植え替えておけば、来春も芽が出て楽しめます。
ムスカリは毎年球根ごと植え直して楽しめます
記事で紹介した商品『marimekko シイルトラプータルハ ボウル』は下記の店舗で取り扱っています。
気軽に草花を飾ってみる「サイズ感ぴったりの北欧スクルーフ社のガラスベース」
桜も葉桜になりはじめ、いよいよ新緑の季節を迎えて風も気持ちいいです。
庭で長く咲いていたクリスマスローズもそろそろ終わり。種がこぼれる前に適当に剪定しておくと、毎年どんどん増えて嬉しくなりますね。
最後の切り花は新しいスクルーフの花瓶、黒PONNYにいけてみたところ、形と大きさがぴったり。この花瓶はとっても使いやすいなと改めて思いました。
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「スクルーフ フラワーベース PONNY」 はこちら
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植物にゆらゆらと揺れるオーナメントを飾って
植物にゆらゆらと揺れるkitoを飾ると、よりいっそう自然が感じられていいですね。
場所を選ばず気軽に飾れる、Sサイズ3個セットの販売を始めました。
お手持ちのkitoに付け足してみたり、単独のオーナメントとして飾ってみたりと様々な楽しみ方ができます。
プロフィールにショップのリンクがございますので、是非ご覧ください。
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