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スウェーデン流にお庭でFIKAをしてみましょう! ‐ 実践編 

くらすかたちでいつもお世話になっているスウェーデン出身のグニラさんから、これまでFIKAにお招きいただく中で色々なお話を聞かせていただいてきました。

せっかくなら、グニラさんから学んできたことを自分たちでも実践していこう!ということで、今回はくらすかたちスタッフの自宅の庭で、「お庭FIKA」を実践してみることに!
くもりがちですが、時々日差しも感じられそうなお天気です。

せっかくのお庭FIKAですから、ちょっとお花も用意してみようかと。

よく行くホームセンターのお花屋さんで少しだけお買い物。
けしておしゃれなお店というわけではないですが、ちょっと変わった種類の草花も置いてあったりして楽しいんです。
お値段も手頃でお財布にも優しくて。
たくさんじゃなくても、豪華じゃなくても、ちょっと草花があるだけできっと気分も違うはず。

ラプアンカンクリ USVA リネンブランケット 150x200cm、ホルムガード フローラベース 12cmホルムガード フローラベース 24cm

庭に出したテーブルにテーブルクロスを広げて、さっき買ってきた草花を載せてみます。
テーブルクロスは本来はリネンブランケットとして売られているものなのですが、私は生地の風合いと清潔感のある色合いが気に入って、テーブルクロスとして使ってみることにしました。

色違いの小さめのひまわりは茎を短めにカットして小さめの花器に。
ブッシュ系のわさわさした葉もの(ブプレウルム)は大きめの花器にゆったりと。

とてもグリーンな我が家の庭に、テーブルクロスのイエローのラインと、ひまわりの黄色が呼応するように映えて目が喜びます。

冷蔵庫で冷やしておいたガーデンサラダをテーブルに出しましょう。

甘いものの前に、まずは軽い食事でお腹を満たしましょう!

グニラさんのお宅のテラスでのホットドッグバーベキューの時に、ご主人のよっちゃんがご用意してくださった色鮮やかなガーデンサラダからインスピレーションを受けました。
作り方もシンプルだったので、私も私なりにトライしてみたくて。
なるべく色鮮やかな食材をたくさん入れた、楽しいサラダがいいな。
ドレッシングも塩・胡椒・酢・米油で手作りしてみました。

美味しく仕上がっていますように!

「自由に楽しく!」という精神のもと、今日使いたい気分の食器を使います。

グニラさんから学んだ「とにかく自由に楽しく!」という精神のもと、今日使いたい気分の食器を使いましょう。
テーブルの上が明るく華やかになるような色や絵柄のものを、今日は使いたい気分かも。

鹿児島睦 グスタフスベリ april Plate 18cm、鹿児島睦 グスタフスベリ april Coffee C&S、(ホワイトxブラック)

アメリカ土産のサーモンのディップとアーティチョークのディップも出してみます。
アーティチョークは食材としては日本ではまだ珍しく、スーパーなどでもなかなか手に入らないので、こうしてディップとして味を楽しめるのはありがたいです。
近所のパン屋さんで焼きたてパンを買ってきたので、スライスして塗って食べようと思います。
シンプルだけれど、とても贅沢。

お日様を浴びた透明ポットの凛とした佇まいにうっとり

鹿児島睦 グスタフスベリ april Coffee C&S、鹿児島睦 グスタフスベリ april Plate 18cm、(イエロー)
イッケンドルフ Piuma SHORT ティーポット、イッケンドルフ Piuma ティーカップ&ソーサー

透明のポットに当たる光は、そこからできる影も含めて、綺麗でうっとりしてしまいます。
温かいものを入れた時に付く水滴も、ポットにまた違う表情を与えてくれます。

さあて、食べましょ食べましょ!いただきまーす!

食事のあとは、ちょっと甘いものとコーヒーで、FIKAタイム!

イッケンドルフ Piuma HIGH ティーポット

食事のあとは、コーヒーを淹れたFIKAタイムです。

アタシのもある?わんぱく愛犬のブーちゃんも興味津々!
Mustakivi PIKKU 小皿

マグカップの蓋にも、ちょっとした小皿代わりにもなるコースターは、素朴なタッチの草花の絵柄がお気に入り。

veico MOOMIN ポットウォッチャー、イッタラ ティーマ マグ 300ml、Axel マグカップ S

ムーミンシリーズの木製のポットウォッチャーを、グニラさんのお宅にあったグラスマーカーを頭に思い浮かべながら、それぞれのカップのアクセントのように付けてみました。
あ、私にはミイが来た、私はスナフキンだ、と、それだけで思いのほかテンションが上がります。

グニラさんのお宅のグラスマーカー。人が集まった時、自分のグラスを見失わないように可愛くマーキング。
ブラックコーヒーとちょっと甘いものの相性はそりゃもう最高なわけで。

午後になり、雲間から時おり太陽が少し斜めから差してきます。
テーブルの上の草花に差す日差しが美しい影を生み、全てをキラキラと美しく見せてくれます。

いつも顔を合わせているメンバーなのに、いつもしないような話で盛り上がっちゃったり、お外でFIKAするってだけで、幸福度も解放感も高くなっちゃって不思議です。

あっという間のFIKAタイム。
とっても楽しい時間でした。

関連の読みもの

グニラさんとのFIKAの時間「番外編!テラスでスウェーデン流ホットドッグバーベキュー!」
グニラさんとのFIKAの時間「GOD JUL! スウェーデンのクリスマスの迎え方」
グニラさんとのFIKAの時間「モノについて教わる、秋のFIKA」
グニラさんとのFIKAの時間「ミッドサマー(夏至祭)を楽しみましょう!」
グニラさんとのFIKAの時間「スウェーデンのイースターを祝う」

グニラさんとのFIKAの時間「番外編!テラスでスウェーデン流ホットドッグバーベキュー!」

FIKA(フィーカ)とは、日本でいう10時や3時の「おやつの時間」のような、スウェーデンの伝統的な習慣です。
仕事中のコーヒーブレイクとして同僚とおしゃべりしたり、休みの日に外でちょっとお茶しよう、なんていうのもスウェーデンのFIKA文化なのだそうです。
グニラさんとのFIKAのおともは、手作りの美味しいお菓子。
コーヒーのおかわりもすすみ、時間が穏やかに流れます。
グニラさんのご自宅は愛着のある北欧のものたちに囲まれて、あれにもこれにも胸がときめいてしまう。その中にはお子様がまだ小さい頃に一緒に作った飾りものや、壁に掛かったたくさんの家族写真(ご主人はフォトグラファーなのです)も混じり、肩肘張らないナチュラルな心地よさが満ちています。
日々の暮らしの楽しさを感じられる素敵なおうちの空間でゆったりと過ごすFIKAの時間。
グニラさんに教わる、北欧のこと、暮らしのこと、ものやインテリアの色々なこと。
自分らしい暮らしのためのヒントや学びを、ゆるり綴っていこうと思います。

*FIKAは日本語では”フィーカ”と表されることが多いですが、スウェーデン語の発音は”フィーキャ”の響きに近いです

ホットドッグはスウェーデンの国民食!

清々しい初夏の陽気の中、今日はグニラさんからテラスでのバーベキューにご招待いただいたのです。
せっかくのバーベキューだし、いつもより少し人数が多くても大丈夫よ!との嬉しいお声がけに、総勢6人でグニラさんのお宅へお邪魔させていただきました。
いつものFIKAとはまたちょっと違った趣きの予感に、ワクワクしながらこの日を迎えた私たちです。

テラスではバーベキューの準備が始まっていました。私たちも早速お手伝い。
今日のバーベキューの主役はホットドッグ!
スウェーデンではホットドッグは、例えるなら日本のおにぎりのような、国民食的な存在なのだそうです。
バンズから飛び出る程の長さの細めのソーセージが主流だそうで、この日用意してくださったソーセージもIKEAで購入できるスウェーデンスタイルの細長いソーセージです。

スウェーデンの都市部の街中には、ホットドッグを売る売店がいくつもあるそうで、まさに軽食の大定番!というイメージなのかもしれません。
グニラさんの子どもの頃は、バーベキューと言えばいつもホットドッグだったそうで、家族が集まると、誰が何個食べたか競い合ったりもしたとのこと。
これにはちょっと日本のお餅のようだな、と微笑ましくその様子を想像してしまいました。

スウェーデンスタイルでホットドッグを食べましょう!

UPPSALA(ウプサラ)と書かれた色違いでお揃いのスウェットシャツを着たグニラさんとご主人のよっちゃんのこの日の装いは、一緒にいる私たちをとてもHAPPYな気分にしてくれます。(UPPSALAはお二人が出会った出身大学のあるスウェーデンの都市の名前!)

さてメインのホットドッグの食べ方ですが、バンズ、ソーセージ、の上に、各自が好みの分量で刻みピクルスやフライドオニオンチップを載せ、ケチャップやマスタードをかけて食べるスタイルです。
子どもの頃のグニラさんは、ケチャップはかけず、マスタードのみでとてもシンプルに食べるのが好きだったそう。(マスタードは「マイルドマスタード」として売られているもので、子どもでも美味しく食べられる程に辛味のない種類です)

スウェーデンの売店で売っているホットドッグには、最近では少し贅沢なものだと、ソーセージだけでなくマッシュポテトも一緒に挟んで食べるものもあり人気なのだとか。
昔はそんな食べ方をしたことはなかったから、新しい食べ方よね、とグニラさん。
国民食だけに、長く愛され続ける過程で変化したり進化したりするのだなあ、と、まさにおにぎりを頭に思い浮かべながらそのお話を聞きました。

キャベツのやわらかな黄緑のグラデーションに、赤と黄のパプリカと、細かく刻んだパセリの濃い緑。
ご主人のよっちゃん特製のガーデンサラダが各自のプレートに華やかな彩りを添えてくれます。

ホットドッグのバンズはほんのり甘めで軽い口当たり。ソーセージもくどくなく、数個食べてももたれなそうです。
サラダの野菜自体の持つ優しい甘味とビネガーのほのかな酸味に後押しされて、ついもう一つ、ホットドッグへ手が伸びてしまいます。

庭の隅で大きく育った、元はクリスマスツリーだった(!)というヒマラヤ杉が、芝生の上に心地よい木陰を落としています。
お隣の幼稚園の入口に立つ2本の桜の大木から、今年は例年よりも遅い開花だった薄ピンク色の花びらがはらはらと落ちる様を見ながらホットドッグを頬張る幸せ。

コロニーガーデンって何でしょう?

テラスでお日様を浴びながら、お庭で食べるってそれだけで楽しいし美味しさも増す気がしますよね、なんて話していたら、田舎のように広い庭がないストックホルムなんかの都市部だと、コロニーガーデンでガーデニングを楽しむ人たちもいるわね、と教えてくれるグニラさん。

コロニーガーデン。初めて聞くワードです。
コロニーガーデンとは、スウェーデンの都市部にあるレンタル制の、日本で言う市民農園のようなものだそうです(コロニーロットや、コロニー、コロ、とも呼ばれるそうです)。
とは言え、日本に比べて一区画が広く、それぞれが垣根を植えたり柵を設置したりもできてプライベート感もあり、原則寝泊まりは禁止なんじゃないかなとのことですが、区画内に小屋を建てたりもでき、週末に親しい人たちと集まって、自分の育てた花々や木々、野菜たちに囲まれながらFIKAやバーベキューをしたりすることも多いのだとか。何だかとても素敵です!

これもあったから食べちゃいましょう!と、
それだけでも食べごたえのありそうな太いソーセージも焼いてくれるグニラさん


ただしとても人気がある上に、空きが出ても借りる権利を得るためには抽選だけでなく協会の適正審査に通る必要があるようで、なかなかハードルは高そうです。
審査があるのは、きちんと自分の区画に責任を持って管理したり手入れができる人なのかどうかを見るためのようですね。

それから前回のクリスマスの記事の時にグニラさんから、
“スウェーデンの住宅地には、クリスマスの飾りつけは家族だけでなく皆で楽しみましょう!という精神が根づいているそうで、どの家も窓辺にキャンドルや電飾の明るい飾りつけをして、雨戸などは絶対に閉めないそうです。”
と教えていただいたことが記憶に新しいのですが、実はコロニーガーデンの中でも、その景観を皆で楽しめるようにという精神から、敷地内を通っている小道はガーデンの借り手以外の人たちでも自由にお散歩ができるようになっているそうなのです。

色々なガーデナーたちの様々に工夫が凝らされた小さなお庭を覗かせてもらいながらするお散歩は、何だかとても楽しそうだなあと羨ましくなりました。
そして、いい景色は皆でシェアするものよね!、というスウェーデン人の粋な心意気を感じます。

特別ではないピクニック

ホットドッグに舌鼓を打った後は、リビングへ移動して、コーヒーのFIKAタイムとなりました。

この日ご用意してくださったのは、全て手作りのシナモンロール、ブルーベリーマフィン、それからサクサク食感のココナッツクッキー!
お腹は満たされていたはずなのに、、やっぱり甘いものは別腹ですね!

さっきまでのお外での時間の余韻にひたりながら、そう言えばグニラさん、ピクニックって行きますか?と聞いてみたところ、ご主人のよっちゃんがとても興味深いエピソードを教えてくれました。
スウェーデンの人って「さあピクニックへ行こう!」と意気込んで行く人はもしかしたらあまりいないんじゃないのかなあ、とおっしゃるのです。
それって一体どういうことなのでしょう?外でお日様を浴びながら過ごせるシーズンの短いスウェーデンだからこそ、むしろ積極的にピクニックに出かけるのではと予想していました。

お二人がまだスウェーデンに暮らしていた頃、車でそう遠くないグニラさんのご実家へ向かう際、キッチンでコーヒーをポットに準備するグニラさんをよっちゃんは不思議に思っていたそうなのです。
これから実家へ行くのに?着いたらきっとすぐにFIKAになるのに?と。
ところがグニラさんからすると、道中にある、雰囲気のいい湖のほとりでコーヒーとちょっと甘いものがあったら素敵でしょ?という発想だったそうで、「どこかへ向かう道すがらにする軽いFIKAタイム」のことを「ピクニック」として捉えているスウェーデン人は多いかもしれないね、とのこと。

なるほど!ピクニックはわざわざするものじゃなく、むしろもっとずっと日常の暮らしに寄り添っているものなのですね、と感慨深い思いでよっちゃんのお話に何度も頷いてしまいました。
長い夏休みには、目的地へ急いで向かうというよりも、車でゆっくりキャンプスタイルで景色や空気を愛でながら、旅の道程そのものを楽しもうとする人も多いらしく、それも広い意味ではピクニックと言えるのかもしれないわね、とグニラさん。

特別なイベントを設けるよりも、普段の暮らしの中にちょっとスペシャルなことを取り入れて楽しむ、そのおおらかで自然体な考え方には積極的に影響を受けたいと思ってしまいます。

いつものFIKAがちょっとスペシャルな時間になる

親しい大切な人と過ごす楽しい時間。
グニラさんとのFIKAの時間を過ごすたび、FIKAが当たり前に暮らしの中にあるスウェーデンの人々は、そういうコミュニケーションの時間をとても大事にしているのだろうと感じます。
お日様が出ていれば、今日は外でFIKAしよう!とごく自然な流れでそうなるのだろうなあとも想像できます。

太陽を浴びながらするFIKAは、それだけでちょっといつもよりスペシャルなFIKAになりますね。

グニラさんのお宅で初めていただく甘くないもの。
今回のホットドッグは、お外で過ごす時間も含めて、本当に何だかとってもスペシャルなものになりました。ごちそうさまでした!

よっちゃん特製ガーデンサラダの作り方

グニラさんのご主人よっちゃん特製の、ホットドッグバーベキューにバッチリ合うガーデンサラダのご紹介。

材料(この日の人数8人分)
キャベツ
赤パプリカ
黄パプリカ
パセリ
塩・胡椒・酢・サラダオイル
上記全てを好きなだけ好きな分量で!
作り方
キャベツと赤パプリカ黄パプリカを食べやすい大きさにざく切りする。
パセリはみじん切りにする。
塩・胡椒・酢・サラダオイルを適量入れて混ぜ合わせる!それだけ!シンプルにおおらかに!

関連の読みもの

スウェーデン流にお庭でFIKAをしてみましょう! – 実践編
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