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スウェーデン流にお庭でFIKAをしてみましょう! ‐ 実践編 

くらすかたちでいつもお世話になっているスウェーデン出身のグニラさんから、これまでFIKAにお招きいただく中で色々なお話を聞かせていただいてきました。

せっかくなら、グニラさんから学んできたことを自分たちでも実践していこう!ということで、今回はくらすかたちスタッフの自宅の庭で、「お庭FIKA」を実践してみることに!
くもりがちですが、時々日差しも感じられそうなお天気です。

せっかくのお庭FIKAですから、ちょっとお花も用意してみようかと。

よく行くホームセンターのお花屋さんで少しだけお買い物。
けしておしゃれなお店というわけではないですが、ちょっと変わった種類の草花も置いてあったりして楽しいんです。
お値段も手頃でお財布にも優しくて。
たくさんじゃなくても、豪華じゃなくても、ちょっと草花があるだけできっと気分も違うはず。

ラプアンカンクリ USVA リネンブランケット 150x200cm、ホルムガード フローラベース 12cmホルムガード フローラベース 24cm

庭に出したテーブルにテーブルクロスを広げて、さっき買ってきた草花を載せてみます。
テーブルクロスは本来はリネンブランケットとして売られているものなのですが、私は生地の風合いと清潔感のある色合いが気に入って、テーブルクロスとして使ってみることにしました。

色違いの小さめのひまわりは茎を短めにカットして小さめの花器に。
ブッシュ系のわさわさした葉もの(ブプレウルム)は大きめの花器にゆったりと。

とてもグリーンな我が家の庭に、テーブルクロスのイエローのラインと、ひまわりの黄色が呼応するように映えて目が喜びます。

冷蔵庫で冷やしておいたガーデンサラダをテーブルに出しましょう。

甘いものの前に、まずは軽い食事でお腹を満たしましょう!

グニラさんのお宅のテラスでのホットドッグバーベキューの時に、ご主人のよっちゃんがご用意してくださった色鮮やかなガーデンサラダからインスピレーションを受けました。
作り方もシンプルだったので、私も私なりにトライしてみたくて。
なるべく色鮮やかな食材をたくさん入れた、楽しいサラダがいいな。
ドレッシングも塩・胡椒・酢・米油で手作りしてみました。

美味しく仕上がっていますように!

「自由に楽しく!」という精神のもと、今日使いたい気分の食器を使います。

グニラさんから学んだ「とにかく自由に楽しく!」という精神のもと、今日使いたい気分の食器を使いましょう。
テーブルの上が明るく華やかになるような色や絵柄のものを、今日は使いたい気分かも。

鹿児島睦 グスタフスベリ april Plate 18cm、鹿児島睦 グスタフスベリ april Coffee C&S、(ホワイトxブラック)

アメリカ土産のサーモンのディップとアーティチョークのディップも出してみます。
アーティチョークは食材としては日本ではまだ珍しく、スーパーなどでもなかなか手に入らないので、こうしてディップとして味を楽しめるのはありがたいです。
近所のパン屋さんで焼きたてパンを買ってきたので、スライスして塗って食べようと思います。
シンプルだけれど、とても贅沢。

お日様を浴びた透明ポットの凛とした佇まいにうっとり

鹿児島睦 グスタフスベリ april Coffee C&S、鹿児島睦 グスタフスベリ april Plate 18cm、(イエロー)
イッケンドルフ Piuma SHORT ティーポット、イッケンドルフ Piuma ティーカップ&ソーサー

透明のポットに当たる光は、そこからできる影も含めて、綺麗でうっとりしてしまいます。
温かいものを入れた時に付く水滴も、ポットにまた違う表情を与えてくれます。

さあて、食べましょ食べましょ!いただきまーす!

食事のあとは、ちょっと甘いものとコーヒーで、FIKAタイム!

イッケンドルフ Piuma HIGH ティーポット

食事のあとは、コーヒーを淹れたFIKAタイムです。

アタシのもある?わんぱく愛犬のブーちゃんも興味津々!
Mustakivi PIKKU 小皿

マグカップの蓋にも、ちょっとした小皿代わりにもなるコースターは、素朴なタッチの草花の絵柄がお気に入り。

veico MOOMIN ポットウォッチャー、イッタラ ティーマ マグ 300ml、Axel マグカップ S

ムーミンシリーズの木製のポットウォッチャーを、グニラさんのお宅にあったグラスマーカーを頭に思い浮かべながら、それぞれのカップのアクセントのように付けてみました。
あ、私にはミイが来た、私はスナフキンだ、と、それだけで思いのほかテンションが上がります。

グニラさんのお宅のグラスマーカー。人が集まった時、自分のグラスを見失わないように可愛くマーキング。
ブラックコーヒーとちょっと甘いものの相性はそりゃもう最高なわけで。

午後になり、雲間から時おり太陽が少し斜めから差してきます。
テーブルの上の草花に差す日差しが美しい影を生み、全てをキラキラと美しく見せてくれます。

いつも顔を合わせているメンバーなのに、いつもしないような話で盛り上がっちゃったり、お外でFIKAするってだけで、幸福度も解放感も高くなっちゃって不思議です。

あっという間のFIKAタイム。
とっても楽しい時間でした。

関連の読みもの

グニラさんとのFIKAの時間「番外編!テラスでスウェーデン流ホットドッグバーベキュー!」
グニラさんとのFIKAの時間「GOD JUL! スウェーデンのクリスマスの迎え方」
グニラさんとのFIKAの時間「モノについて教わる、秋のFIKA」
グニラさんとのFIKAの時間「ミッドサマー(夏至祭)を楽しみましょう!」
グニラさんとのFIKAの時間「スウェーデンのイースターを祝う」

グニラさんとのFIKAの時間「番外編!テラスでスウェーデン流ホットドッグバーベキュー!」

FIKA(フィーカ)とは、日本でいう10時や3時の「おやつの時間」のような、スウェーデンの伝統的な習慣です。
仕事中のコーヒーブレイクとして同僚とおしゃべりしたり、休みの日に外でちょっとお茶しよう、なんていうのもスウェーデンのFIKA文化なのだそうです。
グニラさんとのFIKAのおともは、手作りの美味しいお菓子。
コーヒーのおかわりもすすみ、時間が穏やかに流れます。
グニラさんのご自宅は愛着のある北欧のものたちに囲まれて、あれにもこれにも胸がときめいてしまう。その中にはお子様がまだ小さい頃に一緒に作った飾りものや、壁に掛かったたくさんの家族写真(ご主人はフォトグラファーなのです)も混じり、肩肘張らないナチュラルな心地よさが満ちています。
日々の暮らしの楽しさを感じられる素敵なおうちの空間でゆったりと過ごすFIKAの時間。
グニラさんに教わる、北欧のこと、暮らしのこと、ものやインテリアの色々なこと。
自分らしい暮らしのためのヒントや学びを、ゆるり綴っていこうと思います。

*FIKAは日本語では”フィーカ”と表されることが多いですが、スウェーデン語の発音は”フィーキャ”の響きに近いです

ホットドッグはスウェーデンの国民食!

清々しい初夏の陽気の中、今日はグニラさんからテラスでのバーベキューにご招待いただいたのです。
せっかくのバーベキューだし、いつもより少し人数が多くても大丈夫よ!との嬉しいお声がけに、総勢6人でグニラさんのお宅へお邪魔させていただきました。
いつものFIKAとはまたちょっと違った趣きの予感に、ワクワクしながらこの日を迎えた私たちです。

テラスではバーベキューの準備が始まっていました。私たちも早速お手伝い。
今日のバーベキューの主役はホットドッグ!
スウェーデンではホットドッグは、例えるなら日本のおにぎりのような、国民食的な存在なのだそうです。
バンズから飛び出る程の長さの細めのソーセージが主流だそうで、この日用意してくださったソーセージもIKEAで購入できるスウェーデンスタイルの細長いソーセージです。

スウェーデンの都市部の街中には、ホットドッグを売る売店がいくつもあるそうで、まさに軽食の大定番!というイメージなのかもしれません。
グニラさんの子どもの頃は、バーベキューと言えばいつもホットドッグだったそうで、家族が集まると、誰が何個食べたか競い合ったりもしたとのこと。
これにはちょっと日本のお餅のようだな、と微笑ましくその様子を想像してしまいました。

スウェーデンスタイルでホットドッグを食べましょう!

UPPSALA(ウプサラ)と書かれた色違いでお揃いのスウェットシャツを着たグニラさんとご主人のよっちゃんのこの日の装いは、一緒にいる私たちをとてもHAPPYな気分にしてくれます。(UPPSALAはお二人が出会った出身大学のあるスウェーデンの都市の名前!)

さてメインのホットドッグの食べ方ですが、バンズ、ソーセージ、の上に、各自が好みの分量で刻みピクルスやフライドオニオンチップを載せ、ケチャップやマスタードをかけて食べるスタイルです。
子どもの頃のグニラさんは、ケチャップはかけず、マスタードのみでとてもシンプルに食べるのが好きだったそう。(マスタードは「マイルドマスタード」として売られているもので、子どもでも美味しく食べられる程に辛味のない種類です)

スウェーデンの売店で売っているホットドッグには、最近では少し贅沢なものだと、ソーセージだけでなくマッシュポテトも一緒に挟んで食べるものもあり人気なのだとか。
昔はそんな食べ方をしたことはなかったから、新しい食べ方よね、とグニラさん。
国民食だけに、長く愛され続ける過程で変化したり進化したりするのだなあ、と、まさにおにぎりを頭に思い浮かべながらそのお話を聞きました。

キャベツのやわらかな黄緑のグラデーションに、赤と黄のパプリカと、細かく刻んだパセリの濃い緑。
ご主人のよっちゃん特製のガーデンサラダが各自のプレートに華やかな彩りを添えてくれます。

ホットドッグのバンズはほんのり甘めで軽い口当たり。ソーセージもくどくなく、数個食べてももたれなそうです。
サラダの野菜自体の持つ優しい甘味とビネガーのほのかな酸味に後押しされて、ついもう一つ、ホットドッグへ手が伸びてしまいます。

庭の隅で大きく育った、元はクリスマスツリーだった(!)というヒマラヤ杉が、芝生の上に心地よい木陰を落としています。
お隣の幼稚園の入口に立つ2本の桜の大木から、今年は例年よりも遅い開花だった薄ピンク色の花びらがはらはらと落ちる様を見ながらホットドッグを頬張る幸せ。

コロニーガーデンって何でしょう?

テラスでお日様を浴びながら、お庭で食べるってそれだけで楽しいし美味しさも増す気がしますよね、なんて話していたら、田舎のように広い庭がないストックホルムなんかの都市部だと、コロニーガーデンでガーデニングを楽しむ人たちもいるわね、と教えてくれるグニラさん。

コロニーガーデン。初めて聞くワードです。
コロニーガーデンとは、スウェーデンの都市部にあるレンタル制の、日本で言う市民農園のようなものだそうです(コロニーロットや、コロニー、コロ、とも呼ばれるそうです)。
とは言え、日本に比べて一区画が広く、それぞれが垣根を植えたり柵を設置したりもできてプライベート感もあり、原則寝泊まりは禁止なんじゃないかなとのことですが、区画内に小屋を建てたりもでき、週末に親しい人たちと集まって、自分の育てた花々や木々、野菜たちに囲まれながらFIKAやバーベキューをしたりすることも多いのだとか。何だかとても素敵です!

これもあったから食べちゃいましょう!と、
それだけでも食べごたえのありそうな太いソーセージも焼いてくれるグニラさん


ただしとても人気がある上に、空きが出ても借りる権利を得るためには抽選だけでなく協会の適正審査に通る必要があるようで、なかなかハードルは高そうです。
審査があるのは、きちんと自分の区画に責任を持って管理したり手入れができる人なのかどうかを見るためのようですね。

それから前回のクリスマスの記事の時にグニラさんから、
“スウェーデンの住宅地には、クリスマスの飾りつけは家族だけでなく皆で楽しみましょう!という精神が根づいているそうで、どの家も窓辺にキャンドルや電飾の明るい飾りつけをして、雨戸などは絶対に閉めないそうです。”
と教えていただいたことが記憶に新しいのですが、実はコロニーガーデンの中でも、その景観を皆で楽しめるようにという精神から、敷地内を通っている小道はガーデンの借り手以外の人たちでも自由にお散歩ができるようになっているそうなのです。

色々なガーデナーたちの様々に工夫が凝らされた小さなお庭を覗かせてもらいながらするお散歩は、何だかとても楽しそうだなあと羨ましくなりました。
そして、いい景色は皆でシェアするものよね!、というスウェーデン人の粋な心意気を感じます。

特別ではないピクニック

ホットドッグに舌鼓を打った後は、リビングへ移動して、コーヒーのFIKAタイムとなりました。

この日ご用意してくださったのは、全て手作りのシナモンロール、ブルーベリーマフィン、それからサクサク食感のココナッツクッキー!
お腹は満たされていたはずなのに、、やっぱり甘いものは別腹ですね!

さっきまでのお外での時間の余韻にひたりながら、そう言えばグニラさん、ピクニックって行きますか?と聞いてみたところ、ご主人のよっちゃんがとても興味深いエピソードを教えてくれました。
スウェーデンの人って「さあピクニックへ行こう!」と意気込んで行く人はもしかしたらあまりいないんじゃないのかなあ、とおっしゃるのです。
それって一体どういうことなのでしょう?外でお日様を浴びながら過ごせるシーズンの短いスウェーデンだからこそ、むしろ積極的にピクニックに出かけるのではと予想していました。

お二人がまだスウェーデンに暮らしていた頃、車でそう遠くないグニラさんのご実家へ向かう際、キッチンでコーヒーをポットに準備するグニラさんをよっちゃんは不思議に思っていたそうなのです。
これから実家へ行くのに?着いたらきっとすぐにFIKAになるのに?と。
ところがグニラさんからすると、道中にある、雰囲気のいい湖のほとりでコーヒーとちょっと甘いものがあったら素敵でしょ?という発想だったそうで、「どこかへ向かう道すがらにする軽いFIKAタイム」のことを「ピクニック」として捉えているスウェーデン人は多いかもしれないね、とのこと。

なるほど!ピクニックはわざわざするものじゃなく、むしろもっとずっと日常の暮らしに寄り添っているものなのですね、と感慨深い思いでよっちゃんのお話に何度も頷いてしまいました。
長い夏休みには、目的地へ急いで向かうというよりも、車でゆっくりキャンプスタイルで景色や空気を愛でながら、旅の道程そのものを楽しもうとする人も多いらしく、それも広い意味ではピクニックと言えるのかもしれないわね、とグニラさん。

特別なイベントを設けるよりも、普段の暮らしの中にちょっとスペシャルなことを取り入れて楽しむ、そのおおらかで自然体な考え方には積極的に影響を受けたいと思ってしまいます。

いつものFIKAがちょっとスペシャルな時間になる

親しい大切な人と過ごす楽しい時間。
グニラさんとのFIKAの時間を過ごすたび、FIKAが当たり前に暮らしの中にあるスウェーデンの人々は、そういうコミュニケーションの時間をとても大事にしているのだろうと感じます。
お日様が出ていれば、今日は外でFIKAしよう!とごく自然な流れでそうなるのだろうなあとも想像できます。

太陽を浴びながらするFIKAは、それだけでちょっといつもよりスペシャルなFIKAになりますね。

グニラさんのお宅で初めていただく甘くないもの。
今回のホットドッグは、お外で過ごす時間も含めて、本当に何だかとってもスペシャルなものになりました。ごちそうさまでした!

よっちゃん特製ガーデンサラダの作り方

グニラさんのご主人よっちゃん特製の、ホットドッグバーベキューにバッチリ合うガーデンサラダのご紹介。

材料(この日の人数8人分)
キャベツ
赤パプリカ
黄パプリカ
パセリ
塩・胡椒・酢・サラダオイル
上記全てを好きなだけ好きな分量で!
作り方
キャベツと赤パプリカ黄パプリカを食べやすい大きさにざく切りする。
パセリはみじん切りにする。
塩・胡椒・酢・サラダオイルを適量入れて混ぜ合わせる!それだけ!シンプルにおおらかに!

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A°CTSとBIBと中目黒

中目黒A℃TS(アクツオブフェイス)

26年前の決心

今から四半世紀と少し前、1997年の中目黒は、まだ今のように人の集まる人気エリアではありませんでした。

目黒川沿いにはショップもほとんどなく、両岸に植えられた桜並木もまだ背丈の低い若木でした。

それでも目の前を川が流れる落ち着いた立地に惹かれたA°CTS(アクツ)代表の高野博次さんは、この地に店を構えることを決めました。

「なぜだか自分がこの先もこの場所で笑って立っている将来を思い描くことができたんです。」と教えてくれる高野さんには、「川があるから、界隈の佇まいはこの先も大きく変わることはないだろう」という先見の明もありました。

そしてその読みのとおり、その後駅前の開発が進み、川沿いにはショップが増え、またそれらが入れ替わり、桜の木々が大きく成長していく中で、A°CTSが立つ場所周辺の佇まいは当時とそう変わらないまま、今日に至っているのです。

1997年、設立したばかりのA°CTSの店舗から見た目黒川沿いの通りの風景(画像提供・高野さん)

A°CTSの立つ場所 – 目黒川沿いの日常

平日朝8時頃の目黒川沿い
宿山橋とソメイヨシノの木陰
朝日橋の欄干にある朝日のレリーフ

目黒川は世田谷区から目黒区、品川区を流れ東京湾に注ぐ、全長8kmほどの川です。
目黒川に架かる50本以上ある橋のうち、中目黒駅から山手通りまでの1kmの間には10本の橋があります。

このエリアの川沿いの道は川を挟んでそれぞれ一方通行で、道幅もそんなに広くありません。
そこに約90mにつき一本という密な頻度で橋が架かるため、通る車のスピードも歩く人のペースも自然とゆっくりになるように感じます。

頭上には大きなソメイヨシノの枝がアーチを作り、その心地よい木陰には東京の都心部とは思えないような空気が漂います。
通りを一つ入っただけなのに、すぐ近くの大通りとはあきらかに違う空気が流れるここは、都会の日常の中のオアシスのような場所とも言えるのかもしれません。

そんな目黒川沿いの宿山橋と朝日橋の間に、A°CTSのショップは立っています。

両開きに大きく開かれた特徴的なA°CTSの赤い入口ドアは、川沿いの道の中でも目を引きます。
そしてそのドアからは、散歩がてらにふらっと立ち寄りやすいフレンドリーな雰囲気が流れ出ています。

オールドアメリカンな空気感の店内には、ユニセックスで使えるようなカジュアルでユニークなデザインの衣料品や雑貨が並びます。

店内の一角にはガラスで仕切られた刺繍ブースがあり、運が良ければこの中で作業する高野さんの姿に会えることもあるようです。

刺繍ブースで作業する高野さん

気分が上がるワークエプロン「BIB」

高野さんがデザインするこだわりのワークエプロン「BIB(ビブ)」は、今では海外にもファンができるほど、沢山の人々に愛される、A°CTSの主力商品に育っています。

BIBが生まれて今年(2023年)で10年目。
身に付けると気分が上がるワークエプロン「BIB」とは、どんなものなのでしょう。

「BIB」とは元々の英語では、ベビーのスタイや、いわゆるエプロンのような胸当てなどのことを意味しますが、日本で多く知られているのは、スポーツやイベント事で身に付けるベスト状のゼッケンのようなものを指す言葉だと思います。

高野さんは、このBIBという言葉に、”BE IN THE BAG”(”全てうまくいく”の意)という英語のスラングの略としての新しい意味を与え、丈夫かつ機能性もファッション性も兼ね備えたワークエプロンとして商品化しました。

これまでに80型ものBIBを製作し、そのうちのいくつかは改良を重ねながらoriginals(オリジナルズ)と呼ばれる定番の型にもなっています。

BIBを着て開店前に道路の掃き掃除や水撒きをするショップスタッフ斉藤さんの姿は朝の町の風景の一部です。

そんなoriginalsの中でも人気の型、ロングセラーのChicago1(シカゴワン)は、外で座ってもズボンやスカートのお尻が汚れないようにと、後ろ見頃の方が少し長めに作られています。
お尻まですっぽり隠れるデザインで女性人気も高い型だそうです。

店内にディスプレイされているフィギュアたちも、なんとミニチュアのBIBを身に付けています。

「この中央のChicago1を着ているのがリチャードといって、彼はイギリスからアメリカへ移民としてやって来た仕立て職人なんです。趣味のハイキングに行く際に、両手の空く”着るバッグ”としてBIBを考案したんです。Chicago1というネーミングは、ルート66沿いにあるシカゴの町でイメージを湧かせて作った型なんですよ。」

と、真剣な顔で教えてくれた直後に、

「という設定の”BIB誕生秘話”ということにしていますが、実は作っているのは全部僕です。」

と続ける高野さん。

自分を前面に出すのはどうも恥ずかしくて、と照れ笑いする高野さんですが、そこには隠しきれない遊び心が溢れちゃっているように感じます。

プリン屋マハカラさんの勝負服

A°CTSと小道を挟んですぐお隣の建物には、高野さんと同じ関西出身でとても気心の知れた間柄の金丸さんが経営するプリン屋さんと居酒屋さんが入っています。

お隣のプリン屋さん「マハカラ」
BIBがユニフォーム。マハカラさんのキッチン風景

ここのお店のユニフォームもまたChicago1!

『自分たちのやる気がアピールできる、勝負服になるユニフォーム』として、金丸さんはスタッフのエプロンにBIBを採用することを決めてくれたそうです。

「お店の重要な要素として貢献させてもらえていること、そしてすぐ身近で日々愛用している姿を見せてもらえていることは、とてもありがたいですし嬉しいことですね。」と高野さん。

BIBには有料のリペアサービスもあるので、気に入ったものを長く使い続けられるのも魅力的です。

真面目な話と冗談を織り交ぜながら大笑いし合う高野さんと金丸さん。信頼関係が滲み出ます。
作り立ての瓶詰め「マハカラのうれしいプリン。」

使いこむことで高まるBIBの魅力

A°CTSの店頭には、金丸さんのお店のように実際にユニフォームとして使いこまれたデニム地のChicago1が2着、ディスプレイされています。

濃い色のデニム地は施工屋さん、薄い色のデニム地はホットドッグ屋さんによって、それぞれ使いこまれたものだそうです。

共にリペアを希望され高野さんの元へ戻って来たBIBですが、年月をかけて使いこんだからこそ出る風合いにグッときてしまった高野さんは、ぜひ店頭に置かせてほしいと頼みこみ、ユーザーさんの元へは新品を贈った、というエピソードが。

それほどに、愛用してきたからこそ現れる表情には新品とはまた違う、経年変化ならではの代え難い魅力が出てしまうものなのですね。

リペアのサンプルとしても手に取って見てもらえるように、一部には実際に補修が施された状態で店頭に飾られている年季の入ったChicago1は、どこかとても誇らしげです。

ドットボタンの周囲をミシンのステッチで補強した細部

サステイナブルという言葉が世の中に浸透して久しいですが、そもそもそんな言葉を声高に叫ばなくったって、ずっと長く使い続けられるしっかりした良いもの、使い続けたいという愛着を感じられるものを手にしていれば、すでにそれがサステイナブルな状態なのじゃないかと思うのです。

また、使いこむことで新品とは違う魅力が出てくるもの、穴が空いたり壊れたりしても、ダーニング(ヨーロッパの伝統的な布ものの繕い方法)や金継ぎ(日本の伝統的な器などの修復方法)のようにリペアを施して、新たな愛着を付与し更に使い続けるもの、そういうモノとの付き合い方や暮らし方って素敵だなあと感じます。

ヴィンテージの刺繍ミシンに魅了されて

アメリカのシンガー社製のヴィンテージのハンドルミシン
ミシン台の下部の丸みのあるハンドルを握りぐるぐると回しながら刺繍します。

A°CTSのショップ内にある刺繍ブースには、古いハンドルミシンが置かれています。
ハンドルミシンとは、半自動半手動でチェーンステッチの刺繍を施せるミシンです。

とあるイベントで初めてハンドルミシンの実演を目にした高野さんは衝撃が走ったそう。

そしてどうしても自分でもやってみたくなってしまい、色々探してようやく手に入れたという美しいヴィンテージのハンドルミシン。

このタイプのハンドルミシンは現在は生産されておらず、高野さんは100年前に作られたミシンを使い、ミシン台の下部に付いた手動のハンドルをぐるぐると回しながら文字や数字やイラストの刺繍を施していきます。

ミシン自体は電動で動きますが、糸の運びをコントロールするのは手の動きなので、一つ一つが全く同じ仕上がりにはならず、それが、味わいと個性を生み出しています。

高野さんのハンドルミシンによるチェーンステッチは、刺繍だからこその繊細さを持ちつつも、ちょっとワイルドで独特な可愛らしさもある、愛すべき仕上がりになるのです。

BIBにワンポイントの刺繍を入れれば、より愛着の湧く、ONE AND ONLYの一着になること間違いなしです。

チェーンステッチの刺繍によるポコポコとした盛り上がりのある細部
店内の壁に飾られているハンドル刺繍を繋ぎ合わせたタペストリー

「ハンドルミシンを操作するときの音や振動は、昔乗っていたバイクを走らせているときの体感に似ているんですよ。」と楽しそうに目を細める高野さん。

それだけでなく、「昔のものづくりの技術も大切に残したい」という志も持っている高野さんの口からは「温故知新」という言葉も出てきます。

次々に早い展開で移り変わっていくのではない、モノやコトとの向き合い方。そういうスタンスから得られる発見や経験には、人生を豊かにしてくれるヒントが沢山あるような気がします。

東日本大震災で感じたA°CTSの存在意義

「2011年に起きた東日本大震災は、僕と店の意識を変える経験になりました。」と高野さんは言います。

震災が起きてからしばらくは、目黒川沿いに並ぶ店からは灯りが消え、町並みは真っ暗になってしまっていたのだそうです。

何かできることをと考えた高野さんは、ならば自分たちが町の灯りになろうと、店を開けることに決めました。

「ある夜、帰り道を行く人から、店の灯りが見えるとホッとする、という声を聞くことができたんです。その言葉が、自分がこの場所に存在することの意味を再確認するきっかけになりました。」と高野さん。

「あの震災のときが町との関わり方のターニングポイントでもあったし、自分の中での価値観が変わったときでもありました。」と教えてくれました。

「僕はこの場所に生かされているんです。」と真っ直ぐ前を見つめる高野さんの目には、開かれた店のドアの先に広がる桜並木が映ります。

この地で生まれた人との結び付きや、この場所に店を構えていることの意義を大切にしながら、今日も高野さんは笑顔でここに立っています。

中目黒生まれのBIBから

しっかり自分の目で見ることのできる手の届く範囲の暮らしを大切に丁寧に営むこと。

優れた魅力的な商品の背景には、そういう作り手の信念のようなものが滲み出ているのだな、と今回高野さんのお話を聞く中で改めて感じました。

BIBが「身に付けると気分が上がる」のには、そのように裏打ちされた理由があったのですね。

やる気を高めてくれる中目黒生まれのBIBを着て、背すじ伸ばしてテンション上げて、さあ今日も一日を始めていきますか!

奥様と斉藤さんと一緒に店先に立つ高野さん

A°CTS @acts97
東京都目黒区青葉台1-21-11
水曜定休
OPEN 12時〜20時

かんたんミモザのリースづくり。そろそろミモザが咲き終わる4月です。

ミモザを手のひらサイズ15センチ程で枝をカット

立春を過ぎた頃から春の訪れを告げるように咲き始める黄色いポンポンがなんとも愛らしいミモザ。日差しが暖かくなるとともに無彩色の冬から色を取り戻すように黄色の面積を広げ、ふわふわのもりもりに。

全身で「春がやってきたよー!」とお知らせしてくれているようで私はこの花が大好きです。アトリエには立派なミモザが咲いているので、事務所のあちらこちらで眺めてはうっとり仕事の手がとまることもしばしば、、、。もっと長らく見ていたいけど、とうとう今年も見納めのようです。
来年も綺麗に花を咲かせてもらうため剪定が必須なのですが、せっかく残ってる花を余すことなく最後まで楽しむためにスタッフみんなでミモザのリースのワークショップを行ってみることに!

さて、張り切って準備といきたいところですが、みんなリース作り初心者なのでまずはランチをしながら動画で勉強会。パスパス切っては重ねていく出際の良いフローリストさんを見て「なんかわたしたちにもできる気がする!」と自信をもっていざチャレンジ!

手始めに必要なものを準備

・ミモザ(お好きなだけ)
・リースの土台(今回は直径20cmと25cmを使用)
・花ばさみ
・ワイヤー
・麻ひも(リースを飾るため)

モザを手のひらサイズ15センチ程で枝をカット
①手のひらサイズ15センチ程で枝をカット。
このとき、花とグリーンでだいたい分けておくとリースの全体のバランスが組みやすいです。

ワイヤー
②長いワイヤーは段ボールの切れ端などにぐるぐると巻きつけておきましょう。
(point) リースの中を通すので小ぶりの方が便利です。

ミモザをリースの土台に巻き付けていきます
③いざ!切り分けたミモザ2〜3束をバランスを見て葉と組み合わせながら②のワイヤーでぐるぐるとリースの土台に巻き付けていきます。これを時計回りに葉の向きを揃えながら繰り返し行います。
(point) ミモザは乾燥するとギュッと縮んでボリュームダウンするのでたっぷりと使って、完成の想像図よりモサモサにしていきます。


④一周したら巻き始めに合わせて巻き終わりもぐるぐる。
全体のバランスを見てスカスカな部分に花や葉を刺していきます。


⑤麻紐を通して飾る用のわっかを作ります。
(point) たまたま手元に素敵な布があったので、ビリビリっと割いて結んでみるとたちまち可愛いリボンに。お好きなアイテムで装飾するとより愛着がわくこと間違いなしです。


⑥全体の形を丸くなるように手で整えたら完成!

花も終わりかけで少々グリーンが多くなりましたが「初夏を感じるこの時期には爽やかでいいよね」なんてワイワイできるのもワークショップの醍醐味ですよね。

次回はユーカリなどと組み合わせてみようかななんて来年の春にまた一つ楽しみが増えました。
ミモザのリース完成

「さてどこに飾ろうかな。」

春は想像よりとても短いですから。ぜひあなただけのリースを作って存分に春を満喫してみてくださいね。

気軽に草花を飾ってみる「小さなラトビアの手編みかごにミモザを活ける」

pinumu pasaule かごとミモザ

3月に入り関東では平年より温かい日が続くなど、いよいよ春の訪れが感じられます。

旧暦では3月は弥生と呼びますが、由来は草木がいよいよ生い茂る月(木草弥生い茂る月)が縮まったと言われています。そして3月は他にも花月、花見月、桜月、桃月などたくさんの呼び名があります。暖かくなり、桜や桃といった花々を愛でるこの季節を待ち望んでいたのは今も昔も変わらないようですね。

日本の春の花といえば、桜、桃、菜の花が真っ先に思いつきますが、イタリアでは「春の訪れを告げる花」といえばミモザ。3月8日の国際女性デー(International Women’s Day)は「ミモザの日」とも呼ばれ、男性が日頃の感謝を込めて女性たちへミモザの花を贈る習慣があるんですね。
また、フランスのコート・ダジュールでも毎年2月末に「ミモザ祭り」があり、街中がミモザの黄色と優しい香りに包まれるそうです。

ミモザのひとつひとつが黄色いぽんぽんのようなかわいらしい花は、まるで空から明るく照らしてくれる太陽みたいで元気になりますね。

pinumu pasaule やなぎの花かご mimosa ミモザ

ラトビアのかごの中にジャムの空き瓶を入れてミモザを生ければ、簡単に趣きのあるフラワーアレンジメントのできあがり。

かごいっぱいに春を摘んできた気分になりますね♪

pinumu_pasaule ミモザをやなぎのかごに生ける

 

 

記事で紹介した商品『PinumuPasauleの手編みカゴ』は下記の店舗で取り扱っています。

気軽に草花を飾ってみる「おうちで育てる春球根の植え付け。marimekkoの食器を植木鉢にアレンジ」

marimekko シイルトラプータルハ ボウルに球根を植える

Spring is the time of plans and projects.
春は企画と計画の時期である。

ロシアの小説家レフ・トルストイの言葉です。そう、何かを始めたくなるのがこの季節。暖かくなってきたこの時期にあった言葉ですね。

私も殺風景な部屋をすこし明るくしたいなあ、と思いましたのでお花屋さんでムスカリの芽出し球根を買ってきました。

ムスカリの花言葉はいくつかありますが、よく言われるのが

「明るい未来」

これまた春にピッタリ!前向きな言葉に元気をもらえますね。

水耕栽培でも十分に育てられますが、今回は雪が解けて新しく植物が芽吹いたイメージで水苔などで使用して植え付けてみます。

材料
・お好みの芽出し球根(今回はムスカリとヒヤシンス)
・お気に入りのボウル
・水苔(ひたひたの水に浸して十分に水分を含ませます)
・土(培養土)
・軽石

まずは球根の根を優しく洗ってあげましょう。

お気に入りのボウルの中に軽石を敷きます。

今回使用したのは、マリメッコのシイルトラプータルハというシリーズの500mlボウル。シイルトラプータルハとは「市民菜園」を意味しますが、目まぐるしい都会から花や野菜の実る市民菜園への旅を描いた2009年発表の作品です。モノトーンの線中心のデザインが、植物の緑を引き立てます。

鉢底石

ボウルは水が抜けないので土の下に軽石を敷くことで排水性、通気性が高まり根腐れを防止します。今回は市販の木炭入りのゼオライトです。

その上に土を入れて、根が馴染むように球根を置きます。(球根を土に埋め込みすぎると根腐れを起こしてしまうので購入した時と同じ高さにしましょう)

最後に球根の周りの土を隠すように水苔を乗せ慣らして完成♪

マリメッコのカップに

マリメッコのボウルにムスカリ

ボウルが小さなお庭のようで、部屋に置けば一気に春めいたようになりました。

すでに花がついていれば2~3週間楽しめますよ。
普段、植物にふれることがなかった方もプチガーデニング、始めてみませんか?

グラスやガラスの器にも似合います

手軽に楽しんだ後には枯れて球根だけになりますが、そのままお庭やプランターに植え替えておけば、来春も芽が出て楽しめます。

庭のむすかり

ムスカリは毎年球根ごと植え直して楽しめます

 

記事で紹介した商品『marimekko シイルトラプータルハ ボウル』は下記の店舗で取り扱っています。

3月3日は桃の節句。 桃にちなんで「桃太郎」はいかがでしょうか?

Miller Goodman シェイプメーカー

日本ではもっともメジャーな昔話ですが、ざっくり内容をおさらいしてみたいと思います。

ShapeMakerで桃太郎 ももたろう

桃から生まれた「桃太郎」が、おじいさんとおばあさんに育てられ成長し、やがて鬼退治へと出かけていく物語です。一般的な話(鬼退治に成功して鬼の財宝を持って帰還する)は明治時代から語り継がれているそうです。

Miller Goodman Play Shapesでモンキー

♪桃太郎さん、桃太郎さん、お腰につけたきび団子、ひとつわたしにくださいな
♪やりましょう、やりましょう、これから鬼のせいばいに、ついて行くならやりましょう

なつかしいですね。子供の頃、お遊戯会などで劇を演じた人も多いのではないでしょうか?口ずさんでみれば、桃太郎が犬やキジ、猿をひき連れて春風が吹く中、鬼ヶ島へ続く道を颯爽と歩く姿が思い浮かびます。

 

今回はMiller Goodman(ミラーグッドマン)の積み木をつかって登場人物、動物などをつくり、ひとコマずつ少しずつ動かして撮影するいわゆるストップモーションで桃太郎の物語をつくってみました。

ブロックだけでどれだけ表現できるのか、いささか未知の挑戦で不安でしたが、つくりはじめてみると…ほうほう!いいねえ!これは面白い!ここも積み木でつくってみよう!と、気がついたら夢中で積み木を並べている大人たちがいました。

使用したMiller Goodmanの木製ブロックは、イギリスの南海岸にあるブライトンで活動するZoe Miller(デザイナー ゾーイ・ミラー)とDavid Goodman(デイヴィッド・グッドマン)のデザインチームによってつくられたブロック玩具です。

Miller Goodman Shape Maker

今回は、Shape Maker(シェイプメーカー)とPlay Shapes(プレイシェイプ)の2種類のブロックセットを用いて撮影しています。

ShapeMakerは、4cm角の木製キューブが25個からなります。一つの立方体の面(6面)の柄が一面ずつ異なっていて、その組み合わせを変えることで人の顔や動物、風景などをつくって遊びます。縦横に積み上げて積み木のインテリアとしても楽しめますよ。動画の中にふたつのShape Maker(シェイプメーカー)を使ったキャラクターがいますので探してみてくださいね。

 

Miller Goodman Play Shapes

かわってPlay Shapes(プレイシェイプ)は、74個の様々なかたちのブロックを組み合わせて楽しむ玩具です。立たせて立体的空間デザインをつくってもよし、ドミノのパーツとして並べて倒してみたり、遊び方は無限大です!付属の布袋がついているので遊び終わったあと、箱の中に入れなおすことなく、さっと片付けられるのが嬉しいですね。

 

たまには童心に帰って自分だけの作品づくりに没頭してみるのも、いとをかし。

今度は浦島太郎に挑戦してみようかしら♪

 

記事で紹介した商品『Miller Goodman』は下記の店舗で取り扱っています。

ひな人形、飾ってますか??親の私も気分があがるひな祭り

ひな祭り

立春を過ぎた大安に飾るとよいとされるので、私の家では2月5日の大安(ばっちり!)から見守っていただいてます♪
オルゴール付きでネジを回すとひな祭りの歌が流れるのですが、娘が気に入って何度も聞いて踊ってはネジをまわしていますので、お雛さまたちも楽しそうに見えるんです。

ごちそうが食べられる!
子どもの頃の名残りで親の私も気分があがるのがひな祭り🎎
エビやレンコン、いくら、錦糸卵が散りばめられたちらし寿司、はまぐりのお吸物が食卓に でると気分は今日の主役です!

さらに波佐見焼「OKUIZOME」のお膳食器に盛り付ければ特別感が増し、ひな祭りムードが 引き立ちます。波佐見焼の優しい風合いが料理の彩りを邪魔しないので集中して食事がで きますね。

ひなまつり離乳食

初節句

たくさん食べて大きくな〜れ!

波佐見焼 お食い初めセット

記事で紹介した商品「OKUIZOME」は下記の店舗で取り扱っています。

2月22日は猫の日。季節の変わり目はお部屋でゆっくりとブラッシングマッサージ。

にゃん、にゃん、にゃん。

もうすっかり定着してますね。
そう、2月22日は「ねこの日」です。

ねこちゃんはグルーミング(毛づくろい)が大好きです!

 

 

グルーミングを行うとねこちゃん自身の健康管理だけでなく、毛をすくって体温調整にもなります。ブラシを使ってグルーミングによるスキンシップを取ることでお互いのコミュニケーションを図ることができると考えられているそうです。

 

ドイツレデッカー社のキャットブラシは、握ると手にしっくりと馴染むブラシであることに気づきます。ハンドメイドで作られた天然木の柄だから優しい握りごこち、というだけでなく、軽くてやや小さめのサイズ感もあいまってよくできています。

レデッカー キャットブラシ

実はキャットブラシといいながら、このブラシの原型は幼児用のヘアブラシが元になっているんですよ。幼児用ヘアブラシのボディをそのまま流用しているため、大人の手で握って子供の髪をとかしやすいサイズ感に、取り回しよく感じるのですね。

もちろん植毛は猫の毛にあわせて、やや柔らかめのコシの豚毛を選んでいるのでヘアブラシのそれとは異なり、だけどいわゆる金属製のスリッカーブラシとはブラッシングする方向も肌当たりもぜんぜん違うんですね。

日常で使うヘアブラシのかたちが、やさしいグルーミングにはうってつけなのでしょう。手でなでているのとおなじ感触がねこちゃんにも伝わるのか、実際、ほかのブラシでは嫌がってブラッシングさせてくれないねこちゃんもこのブラシだとゴロゴロと喉を鳴らして、気持ちよさそうにグルーミングさせてくれるのですよね。

ねこちゃんのリラックスしたゴロゴロ声、聞きたいです~。

その声、その表情をもらったら、私はもう何もいらないですっ

 

エキゾチックショートヘアの猫ちゃんの写真は @niwatoriccoco さんから、はぐり(HAGURI)ちゃんの写真をお借りしています。ありがとうございます!

とっても気持ち良さそうで、可愛いですね。

 

記事で紹介した商品『レデッカーキャットブラシ』は下記の店舗で取り扱っています。

 

天候によって結晶が変化する不思議なストームグラス Tempo Drop

tempodrop テンポドロップ

今月4日に関東では春一番が吹きました。
去年より18日も早い発表となり、観測史上もっとも早い記録として更新されたそうです!
家のビオラも昨年の9月に種を蒔いたものがようやく小さな花を咲かせ、待ってました!と連日のポカポカ陽気を喜んでいるようです。

さて、2月18日は二十四節気の雨水(うすい)。
雪や氷が解けて水となり、雪に代わって雨が降りはじめるころ、という意味があります。
今回はそんな雨水という言葉にちなんで水の滴りやしずくを連想しましたので、Tempo Drop(テンポドロップ)を飾ってみました。

tempodrop テンポドロップ

これは天気によって中の結晶の形態が変わる不思議なインテリアオブジェです。かたちがコロンとしていてかわいいので贈り物にも最適ですね。
結晶化現象はくわしく解明されていませんが、気象状況によって状態が変わると言われています。

晴れの日

結晶が沈んで、液体が透明になる。

雨の日

小さな結晶がたくさん浮遊する。

嵐の日

液体の表面に大きな葉っぱの形の結晶ができる。

その他

とても暑い日には澄み切った液体になり、逆に雪の日や寒い日には結晶が高い位置まで積もり、液体が白濁する。

テンポドロップ フレンチブル

何かを「観察」するの、何十年ぶりだろう。変化を目にしたときのワクワク感が蘇ってきますね♪

このTempo Dropは、17世紀のヨーロッパで航海の際に使われた「ストームグラス」を元につくられました。ストームグラスはとても古くからある気象観測機器です。もっとも、船に乗ることを仕事にしていた人々などは、天気をできるだけ正確に予想しなければ命の危険さえあるので、現在のようにテレビやスマホですぐに天気予報がわからなかった時代には大変重要なものだったんですね。

そういえば、幼い時に遊んだ「靴飛ばし」。これで私たちも天気の予想をしてたなあ、とふいに思い出しました。

「あ~した 天気に な~あれ!」

その掛け声とともに靴を飛ばして、靴が表側なら晴れ、裏側なら雨になる。
子供だって雨では外で思いっきり遊べないのが嫌なので、裏側になっちゃったからもう一回!と、表側になるまで何度も靴を蹴って遊んだなあ。次の日が本当に晴れると予想的中!とても嬉しかったのを覚えています。

Tempo Dropの観察は、新しい発見を得ただけでなく、忘れかけていたなつかしい思い出も振り返ることができました。

 

記事で紹介した商品『Tempo Drop』は下記の店舗で取り扱っています。